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創作楽座のタネ








創作楽座シリーズの製作のヒントなど、ちょっとした情報をプレコがお届けします。
ご意見・ご要望には出来る限りお応えしたいと思います。
新しいアイデア等も募集していますので、お気軽にコメント下さい。
【第50回】ミニチュア陶器の抜き型の使い方 -抜き型を使う10-
最後に焼きあがり後の仕上げです。

焼きあがった陶器は焼き上げ前と比べて、桁違いに固く丈夫になっています。
が、まだまだサンドペーパーや彫刻刀などが使えますので、面取りや表面仕上げをすることが出来ます。
とはいえ、元は粘土ですので、あまりダイナミックに刃物を使いますと割れたり欠けたりしますので慎重に行いましょう。
サンドペーパーによる加工はかなり有効かつ易しい作業ですのでこちらは特にお勧めです。


また、色付けに関しては焼き上がり後の絵の具での塗装をお勧めします。
私はアクリル絵の具、アクリルガッシュなどを使用していますが、粘土の性質に癖が少ないので、その他にも使えるものは多いと思います。
| ミニ陶器作り | 09:47 | comments(40) | trackbacks(0) |
【第49回】ミニチュア陶器の抜き型の使い方 -抜き型を使う9-
では、実際に焼き上げをしましょう。
まず陶器を入れる前に、オーブンを170度に設定して5〜10分熱しておきます。予熱ですね。
次に陶器をオーブン内部に入れ、170度で10〜15分熱しましょう。
時間は環境によって異なりますので、各自調整してください。
焼き上がりが進むと、表面の質感が焼き上げ前よりも明らかに変わってきます。
こういう状態になると、粘土はかなり硬化しています。
粘土が硬化した段階で、とりあえず焼き上げを行った目的の一つは達成しました。
あとは、焼き上げ時間や温度の高低の組み合わせを変えることで、いろいろな表情に焼きあがるかもしれませんので試してみてください。
| ミニ陶器作り | 10:05 | comments(0) | trackbacks(0) |
【第48回】ミニチュア陶器の抜き型の使い方 -抜き型を使う8-
乾燥を確認したら、いよいよオーブンでの焼き上げに入りましょう。

その前に注意事項をいくつか。
1、焼き上げの前に、冬季の水分が完全に抜け切っていることを確認してください。(天候などの環境にもよりますが、半日〜1日以上乾燥時間をとれば大丈夫だと思います)

2、以下は私が普段行っている一連の作業からの紹介です。
オーブン個々の性能・状態や、その他の環境にもよりますので、あくまで参考としてご覧になってください。なお、もしご質問等ございましたら承りますのでお気軽にお問合せ下さい。

3、オーブンは温度設定できるものを用意します。トースターは使用できませんのでご注意下さい。

4、陶芸楽房ミニにはオーブン粘土のみがセットされていますので問題ありませんが、陶芸楽房には石粘土(白色)もセットされています。石粘土は焼き上げには適しませんので、絶対に焼き上げをしないで下さい。

5、同梱されているオーブン粘土について、焼き上げの際に有毒ガスなどは発生しませんし、臭いもわずかしか感じられませんが、窓を開ける・換気扇をONにする等、換気の良い環境で作業を行いましょう。

6、その他、少しでも異状を感じた場合は使用を中止してください。

次回に続きます。
| ミニ陶器作り | 10:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
【第47回】ミニチュア陶器の抜き型の使い方 -抜き型を使う7-
前回の補足事項として、乾燥の際の注意事項をご紹介します。

乾燥の際に特に問題になりそうな点は、
1、ひび割れ 
2、抜き型から取り出し難い
の2点です。
以下ではこの2点についてご説明します。

まず1のひび割れについて。
器の成形の際に、肉厚をあまり薄くしすぎている場合、ひび割れの原因となりますので、適度な肉厚を確保しましょう。
次に、直射日光のあたる場所および乾燥し過ぎている場所での成形・乾燥作業を避けましょう。
経験上では、わりと湿気のある天気の日のほうがうまく乾燥できる気がします。
では秋〜冬にかけて、特に乾燥した天候の時期の場合どうしているかといいますと、例えば菓子箱などの中に陶器の入った抜き型を置き、菓子箱に固く絞った布巾をかけておいて乾燥させています。
こうすることで適度な湿度を保ちつつ乾燥を進行させることが出来ると思います。

次に2の抜き型からの取り出しについて。
乾燥後の抜き型からの取り出しの際、少し引っ掛かって取り出し難い場合がたまにあります。
特に下に抜き型のイラストの、B・E・G・Hなどで起こります。
これは、器の胴体が寸胴であることがその原因となっているからです。
これに対しては特に画期的な対処法はありませんので、割れない程度に少しずつ高台側からつまようじの頭などで押し出していきましょう。


| ミニ陶器作り | 10:08 | comments(0) | trackbacks(0) |
【第46回】ミニチュア陶器の抜き型の使い方 -抜き型を使う6-
さて、成形の終わった器を乾燥させましょう。
陶器を抜き型から取り出さないで、そのまま抜き型ごと乾燥させます。
乾燥が進むと粘土は若干収縮しますので、抜き型から簡単に取り出すことが出来ます。
この際、完全にカラカラになるまで乾燥を待つ必要は特にありません。
まだ生乾きの状態でも取り出せる場合もあります。
もちろん、抜き型のどの場所を使っているかや、気温湿度天候などの条件によっても異なりますので、作業を重ねながら具合を見てください。

私の場合、抜き型をうつ伏せにおいて、乾燥させています(下の写真)。
実はあまり意味が無いかもしれませんが、抜け易くなるおまじないのようなものです。


以上を踏まえて、ほどよく乾燥を進めて抜き型から陶器を取り出します。
その後、完全に水分が抜け切るまで日陰で乾燥させましょう。
| ミニ陶器作り | 09:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
【第45回】ミニチュア陶器の抜き型の使い方 -抜き型を使う5-
次に裏返しにして、器の「高台 (こうだい)」(底に取り付けられた丸い輪の台)の部分の成型に入りましょう。


前の段階までは下側に位置していたため、表面が平らになっていると思いますので、そこを爪楊枝の頭で少しずつ凹状に押し削り取るような感じで加工します。この際、あまり力を入れすぎるとオモテ側へ穴が開いたりしてしまうので注意しましょう。
私の場合、軽く下へ押し付けながら爪楊枝を回転させ、爪楊枝の頭のカドの部分で少しずつ削る要領で作業しています。
凹部の成型が完了したら、前回のようにカッターナイフで余分にはみ出た粘土を綺麗に取り除きます。

作業中の写真は下のようになります。




以上で乾燥前の陶器の成形は終わりですが、
まだ陶器を抜き型から取り出さないでください。


なお、実際の作業では以上の一連の工程を10分以内に行うことをお勧めします。
もちろん季節や気温・湿度にもよりますが、あまり時間をかけてしまうと粘土の乾燥が進んで、作業が困難になるからです。
| ミニ陶器作り | 10:18 | comments(0) | trackbacks(0) |
【第44回】ミニチュア陶器の抜き型の使い方 -抜き型を使う4-
前回からの続きです(連続して見て下さい)。

カッターナイフで余分を取り除いただけでは、周囲の縁の部分が角ばっていて、見た目に良くありません(下の写真)。


そこで、、下図のように粘土コネ棒を使い、器の縁を先細に整えます。



作業中の写真は下のようになります。





作業を経るとまた余分な粘土が出てきますので前の方法と同じく、カッターナイフで切り取ります。一連の作業を2〜3回繰り返すと仕上がりです。
下の写真では、器の縁の部分がかなり薄く仕上がっているのが分かります。

なお、乾燥後・焼成前にサンドペーパーで削ることによってさらに綺麗に仕上げることが出来ます。
| ミニ陶器作り | 09:41 | comments(0) | trackbacks(0) |
【第43回】ミニチュア陶器の抜き型の使い方 -抜き型を使う3-
さて、およその形がまとまりましたら、カッターナイフを下図のように使い、型の外にはみ出ている粘土を取り除きます。
カッターナイフが一番使いやすいと思いますが、やはり汚れますので、別のもので代用しても構いません。

作業中の写真は下のようになります。





上の写真を見てお分かりのように、カッターナイフは器の内から外へ向かって使います。
余分な粘土をカットした後に、その後の整形があるのですが、次回に続きます。
| ミニ陶器作り | 09:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
【第42回】ミニチュア陶器の抜き型の使い方 -抜き型を使う2-
さて、抜き型の最終チェックが終わりましたら、実際に抜き型に粘土を入れてみます。
ここでは、8つある穴のうちの、下図の位置の穴で説明します。
(一番扱いやすい場所だと思います。初心者の方はこの穴から始めると良いでしょう)


次に、ぐらつきが無く表面の平らな机の上に作業用の下敷き(無ければ新聞紙や折り込み広告紙など)を敷き、その上に抜き型を置きます。
次に、抜き型の8つある穴のうちの一つに入れましょう。
粘土の大きさは適当なサイズで結構です。仮に、およそ直径1cm弱のお団子と申し上げておきます。

そうしたら、粘土コネ棒(中)を使って、穴の側面に粘土を押し付けていきましょう。
断面図を下に紹介します。


少しずつ押し伸ばしていき、器の内側を整えます。器の厚みもこの時に決められますので、薄からず厚からずといったところを目指しましょう。私は大体肉厚が1.2〜1.5mmほどになるところを狙っていますが、慣れないうちは厚めにしておくほうが安全です。手が慣れてきてから薄目を狙うようにしましょう。下が作業を進めていったときのイメージです。


上ではイラストでしたが、下に実際の作業の写真もご紹介します。



| ミニ陶器作り | 09:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
【第41回】ミニチュア陶器の抜き型の使い方 -抜き型を使う1-
さて、今回からいよいよ抜き型を使用して作業します。
まず、抜き型に汚れや埃などは付着していないかどうか確認しましょう。
汚れている場合は、濡れ雑巾・ウェットティッシュなどで綺麗にふき取りましょう。
また、抜き型の変形(歪み・ひねりなど)がある場合は、熱湯(90℃前後)に10分ほど漬けると、ほんの少し柔らかくなりますので、手で曲げたりして直すことが出来ます。

さらに、作業用の下敷きも忘れずに用意し、机が汚れないようにしておきましょう。

以下、次回に続きます。
| ミニ陶器作り | 09:41 | comments(0) | trackbacks(0) |